新生代 wikipedia|無料辞書
新生代(しんせいだい、)は、
古生代・
中生代・新生代と分かれる
地質時代、
顕生代の大きな区分の一つ(約6,500万年前 - 現代)。
恐竜が絶滅してから現代に至るまでの時代である。
哺乳類と
鳥類の繁栄で特徴付けられる。
◆区分
新生代は、
第四紀・
新第三紀・
古第三紀の3つの
紀に区分される。また、新第三紀と古第三紀を合わせた時代を、非公式な用語として
第三紀と呼ぶことが許されている。
◇第四紀の範囲の問題
その一方で、第四紀の専門家の間では、鮮新世の最上部の
ゲラシアンを第四紀に含め、第四紀の始まりを260万年前の
ピアセンジアン・ゲラシアン (Piacenzian-Gelassian) 境界とするのが普通である。
氷河時代がこのころ始まっているなど、第四紀を特徴付ける気候変動が起こっているからである。
第四紀の専門家以外(特に第三紀の専門家)は、公式の区分どおり、ゲラシアンを第三紀に含めることが多い。この不一致を解消するため、時代区分の改訂作業が進められている。
◇2004年の提案
2004年、IUGSは新しい改訂作業を開始し、第四紀を廃止し、新生代を新第三紀・古第三紀の2つの紀に分けた時代区分を発表した。ただしこの区分は、同年の万国地質学会 (IGC) では批准されなかった。
新しい新第三紀は、第四紀に含まれていた時代を含む。そのため、新第三紀という訳語はまぎらわしく、新第三期・古第三期の新しい訳語を作るべきだという意見も多いが、定訳はまだ無い。
カタカナでネオジン、パレオジンと書かれることもある。
◇2005年の提案
新生代を新第三紀・古第三紀に分けることはIUGSの提案と同じである。しかし、第三紀・第四紀は新生代を(新第三紀・古第三紀とは別の境界で)2つに区分する亜代とされた。新しい第三紀と第四紀の境界は、従来の新第三紀と第四紀の境界だった約180万年前の鮮新世・更新世境界から、約260万年前の鮮新世ピアセンツィアン・ゲラシアン境界に移動させられた。これは、第四紀の研究者の間では260万年前を第四紀の始まりとすることが多いことを反映させたものである。