安藤曰く「単純ではあるけれども実際には単純ではない、物理的にはどれほど小さな空間であっても、その小宇宙のなかにかけがえのない自然があり豊かさがあるような住宅をつくりたかったのです。」と述べている
[安藤忠雄 『建築を語る』 東京大学出版会]。また、全体の約三分の一を中庭にすることで、建ぺい率60%でも敷地いっぱいに建てられる合理性もあると考えた。西洋的な環境の中に日本的感性を持ち込むため、日本建築で採用されてきた寸法を採用し、7尺5寸(約2.25m)という天井の高さを決めたとされる。内装材や家具などは天然素材を使用、床は石材、
フローリング・家具は
木材である。
批判的意見に対しては、人々が営々と住み続けていた町屋という伝統的な住まいや、自然に対する考え方、そういったものをすべて一気に封じ込められた」と述べている|2009年1月18日 -->。