中古車 wikipedia|無料辞書
中古車(ちゅうこしゃ)とは、メーカーで生産されナンバー登録されたものを指す。
一般的には、末端ユーザーに購入もしくはレンタルされ、利用された
自動車が再び売りに出された、あるいは既に再購入されたものを指すが、ナンバー登録だけ為され全く使用していない車輌(俗に言う新古車。販売店がメーカーからのノルマである販売数量達成のために、試乗車などの名目で登録されたものが多い)も中古車と分類されている。年式が相当古い中古車は一部の人達から「
大古車」と称される事もある。
◆ 日本の中古車市場
新車を購入した所有者は早くて6年から10年で次の車に買い換えて、それまで乗っていた車を
ディーラー(新車販売店)に下取りに出すか、中古車業者に売り渡す。
業者が買い取った中古車は、整備して自ら売るか、あるいは中古車業界の
オークション市場に出される。
販売や買取業者には古物業法に基づく
古物商の許可が必要になる。
◇ 市場の変遷
1960年代には中古車流通の仕組みが整っておらず、ディーラーが自社で販売しきれない下取り車は直接、あるいはブローカーを介するなどして独立系中古車販売業者に流していた。
独立系業者は零細企業が多く、市場の主導権はディーラーが握っていたが、ディーラーは中古車部門にあまり力を注いでいなかった。
1970年代にはオークション形式での業者間取引が各地で行われるようになり、1980年代には
ユー・エス・エスをはじめとするオークション業者による大規模な現車オークションや、
オークネットによる通信衛星を介したネットオークションなどが行われるようになる。
これにより大口での売却が常に可能となったため、1990年代には
ガリバーインターナショナルに代表される新業態「中古車買取専門店」が各地に登場する。
さらに安定した仕入れも可能になったため、特定の車種だけを集めるなどの特徴を持った独立系販売業者も増えることとなった。
新車から中古車へ需要がシフトしたのが追い風となり、1990年代後半まで市場全体が大きく拡大。
買取専門店チェーンなどが成長した一方、市場におけるディーラーの地位は相対的に低下した。
1990年代後半以降は市場全体が頭打ちとなり、単価の安い低年式車への需要シフトも起こった。
2003年には新車半額
オニキスが来店誘致型買取システムを作った(出張買取をせず客に直接来店してもらい中間マージンを還元する)発起人は入社3ヶ月の社員だった。
◇ 中古車の輸出
1980年代頃から、日本で使われた中古車(乗用車、トラック、バス問わず)の輸出が多くなってきた。商用車の場合、日本語の企業・学校名が入っていたままの輸出するのも少なくない。当初は
左側通行の地域へ輸出するクルマが多かったが、1990年代から右側通行の
ロシア連邦や
モンゴルなどへも右ハンドルのまま輸出するケースが出てきた。また、
盗難車の密輸出も増えてきたことから、税関のチェックも厳しくなった。
2005年頃からは急激な円安により、新車も商社を通さないで
輸出する、いわゆる「並行輸出」するクルマも増えている。
◆ 査定
ユーザーが車を中古車業者に売却する場合、まず査定士の資格を有する業者が車を査定し、査定額を算出する。
査定のポイント
;車種(中古市場での人気度)
;グレード(装備品を含む)
:車種によって多数のグレードがあり、グレード毎の差に主要装備はもちろん、排気量に差がある場合もあるので査定額に大きく影響する。社外装備品も評価はされるが、綺麗に付けられているか、その車種に見合ったものかどうかも判断されるため、査定額が上がるとは限らない。むしろ純正部品に戻さなければならないと判断された場合査定額が下がるケースもある。
;年式
;走行距離
:
軽自動車の年間標準走行距離は8,000km、普通車は10,000kmというように一定の目安があり、それを超えると減額されそれ以下の場合増額される。ただし、自動車も機械であるのである程度動かしていないと動作不調に陥りがちであり、年数から見て極端に少ない走行距離